しゃらくさい人生覚え帳

台風の片男波
台風の片男波

20:33 2012/08/26(日)-晴れ(沖縄に大型の台風接近中)-

 兎に角、人間というのも生き物だから、結局「存続あるいは継続=生」と「停止=死」の間を不安定に漂っている存在なのだ、としか言いようが無い。そして、或る日、その連鎖は突然、切断され、停止する。

 

 海岸縁で夜になっても大音を発するアンプを持ち込み、リズム主体のElectronic Musicを流し続ける茶髪のチンピラを放置する法治国家の警察はどうなっているのか?夜9時近くなったが、1キロあまり離れた家の書斎でこれを記していても、一向に収まる気配もない。

 

 さて、Twitterで知ったTBSの報道ステーションによれば、日本国内で米国による原爆投下訓練が未だに密かに行われている可能性が高いようだ。客観的情勢から判断すれば、十分あり得る事態だ。この報道の内容を見れば、可成り信憑性は高いと考えられる。時間の許す方は、私のブログ「ぶらいおんの詞藻アンソロジー」の動画のコーナーで紹介しているので、是非チェックされることを推奨したい。勿論YouTubeでチェックされるのも良いだろう。
『元米軍兵士4人の証言・・・在日米軍の核』 http://www.youtube.com/watch?v=nJpj4Oh0Nd0&feature=colike

 

 また、先程NHKのETV特集でやっていた「オキナワとグアム」を観ていたら、その中で指摘されていた問題点で、普段から主張している小生と同意見の個所があった。それは安全保障を言い立てるのは、結局、国家権力である、という点だ。それは日本国も米国も言ってみれば、同じ立場だ。しかし、沖縄やグアムという島(もしくは地方に)に住んでいる人達の立場とは一致していない。。彼らは軍事的な優位性を競って安全性が保たれるかのような、あやふやな亡霊に縋って、先祖伝来の土地を奪われ、望みもしない危険に曝されるよりは、人的、文化的、あるいは経済的交流を深め、国境を越えて、お互いに仲良く共存することを望んでいる。それを押さえつけ、彼らだけに不自由や危険を押しつけているのは、本土と呼ばれる地の住民たちのエゴや差別以外の何ものでも無い。

 

 周辺国の軍事的脅威を言い立てて国内の不満の目を外に逸らせようとし、軍需産業や一部の資本家がそれを利用して金儲けをするのを助け、その収益を還元させようとするのは、権力に群がる政治家や役人たちの常套手段ではないか?これまでの歴史がはっきりそれを教えてくれているのに、未だに蒙昧の目を開かず、くだらないテレビやつまらぬ新聞などに振り回されている人々の何と多いことか?今、日本が置かれている近隣諸国との軋轢を千載一遇の好機と捉え、それを最大限に利用しようとしている、つまらない奴原のプロパガンダに易々と載せられ、拳を振り上げている人々よ!怒りの対象とすべき方向が間違っていることに早く気付くべきだ!それは大愚の原発人災を引き起こした東電で有り、起こった事実を隠蔽し、自らの責任を誤魔化すばかりの日本の国家権力、それを支える霞が関の役人、金を貰って奉仕する御用学者たち!そうでしょ、先ず、

それ以外に何処に怒りを向ける!と言うのですか?

 

 純粋に尊い生命を捧げた300万人の人々の死を、実に馬鹿げた無益な戦争の、単なる犠牲者にしてしまって、恥じることの無い先の戦争責任者たち、無能で適切な判断力や行動力の全てを欠いていた参謀本部、それに為すことも無く追随するのみだった官僚ども、それらの伝統と亡霊は今も健在そのものではないか!?

 

 私の電子書籍8月27日(月)から有料(330円)になりました、宜しく。
http://p.booklog.jp/book/27330